先月換えたMTBのリアメカ。
一部ユーザの声も考慮しつつ、慣れれば楽なのかと思ったら
これが曲者だったですわ。
操作としてはローノーマルのリアメカをつけると左右ブレーキ(変速)レバー共々押し下げれば前後ギアとも重いほうへ変速する。上げると軽くなる(ノーマルではレバーを押すと前輪側変速は重くなり、後輪側変速は軽くなる)という・・。
上げる↗■■\■■■■■■■■■/ ↖上げる
〈左〉■■ーー○━━━━━━━━○ーー■〈右〉
下げる↘■■/■■■■┃■■■■\ ↙下げる
クランク側変速■■■■■■■■■後輪側変速
↑ハンドルを後から水平に見た図
「どちらも↓なら重くなる」・・と、方向性が共通してると一見分かりやすそうだが、ここが落とし穴。
レバーの動きとしては半円を描くように上下にスイングするわけだが、生物学上、フラットバーを握った際、手の動きは下に押し込むほうが自然。押し込むということは、弧を描いてセンターにあるフレーム側に押し込む形となる。つまり押し下げることは内側(フレーム中心)に意識が向くわけです。
ここで改めて自転車のギアの配列を考えてみると、
■■←前■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■後→
━━━━━━■重いギア■■■■■■■重いギア■■■━━
■━━━━■↑■レバーを押した意識の方向■↓■━━━━
■■━━■■■軽いギア■■■■■■■軽いギア■━━━━━━
■■■■■■■■■■■■ フレーム ■■■■■■■■■■■■■■
上から見ると略図でこんなかんじですが・・
まずフロントメカを操作する左側レバーを押し込むと、支点を中心に円弧を描いて意識はフロント右外へ向かいます。ギアで見ると
外側の大きくて重いギアの方向。
逆にローノーマルのリアメカで操作する右側レバーを押し込むと、意識はフレーム左外へ向かいます。ギアで見ると
内側の大きくて軽いギアの方向。
そう、意識に反して
リアメカは逆方向へ動くことになります。
今までの
トップノーマルの場合、操作としては左右逆(別)になるものの、
レバーの動きと同方向へメカが動いていたわけですが、
ローノーマルのリアメカはこの
動きが逆になります。
そう、
レバー操作自体は揃っていても、レバー操作とメカの動作がシンクロしてないんですね。だから重いギアに入れて加速しようと操作すると軽いギアに入ってしまいスカることしばしば。
ここで「レバーを上げる操作だって弧を描いて内側に向くんだから同じことじゃね (´・ω・`) ??」と思われる方もいるでしょう。たしかにそうです。で、ある程度体も慣らしました。ただ・・。
ギアを落とす時というのは坂を登る時だけではなく、ブレーキをかける時にも行われますね。これは停止状態や低速からの加速に備えてあらかじめギアを下げておく基本的な操作ですが、
ブレーキを握る=グリップを確保しなければなりません。
レバーを瞬発的に上げる操作というのは、どうしても
ハンドグリップがはずれることになってしまうのです。
ローノーマルでギアを軽くするにはレバーを跳ね上げなければなりません。
坂を登ってる途中やポタリングレベルならちょっと握りがはずれたりしても大丈夫だしレバーを握ったままもじりながら掬い上げることも出来なくは無いですが、レースレベルでの瞬発的な操作では無理。
押し込む操作ならブレーキをかけながら連動して変速することが可能です。
転じて重い方へ操作する時というのはブレーキを離せる時・操作バランスに余裕のある時が多いので、跳ね上げでも大丈夫なんですね。
そんなこんなで、
戻します。

JUGEMテーマ:
じてんしゃ全般